リフォーム基礎知識
外構工事
のポイント
工事内容
外構工事
(エクステリア工事)について

エクステリアとは?
エクステリアとは、住宅や建物の外部部分を指し、門・フェンス・庭・カーポート・テラス・ウッドデッキなどの外構設備全般を含みます。
単なる建物の外観だけでなく、デザイン性や機能性、防犯性などを考慮した空間づくりが必要です。
主な施工箇所
門周辺のリフォーム

門周辺のリフォームの特徴
門周辺の外構リフォームは、住宅の第一印象を決める重要なポイントです。
デザイン性だけでなく、防犯性や使い勝手を考慮したリフォームを行うことで、快適で安全な住環境を実現できます。
門周辺のリフォーム箇所
門扉の交換・設置
デザインの変更:和風・洋風・モダンなど住宅のスタイルに合わせて選択。
素材の選定:アルミ・スチール・木製など、耐久性やメンテナンス性を考慮。
防犯対策:鍵付き・オートロック機能付きの門扉もおすすめ。
門柱・門塀のリフォーム
デザインの統一感:家の外観に合ったデザインで統一感を演出。
素材の選択:コンクリート・レンガ・タイルなど、耐久性と美観を考慮。
表札・ポストの設置:デザイン性と機能性を兼ね備えたものを選ぶ。
インターホン・防犯カメラ:セキュリティ強化のために設置を検討。
アプローチの整備
敷石・タイルの張り替え:デザインや滑りにくさを考慮して選択。
バリアフリー対策:スロープや手すりの設置で高齢者にも優しい設計に。
植栽・ガーデニング:緑を取り入れることで、ナチュラルで温かみのある印象に。
門灯・照明の設置
夜間の安全性向上:LEDライトや人感センサー付き照明を設置。
デザインのアクセント:間接照明などを活用しておしゃれな雰囲気を演出。
門周辺のリフォーム費用の目安
内容 | 費用相場(目安) |
---|---|
門扉の交換 | 約10万~50万円 |
門柱・門塀の設置 | 約20万~100万円 |
アプローチ工事 | 約10万~50万円 |
照明・インターホン設置 | 約5万~20万円 |
※選ぶ素材やデザイン、施工内容によって費用は変動します。
門周辺のリフォームのメリット
防犯性の向上(防犯カメラ・センサーライト設置)
美観の向上(家の印象を高めるデザイン)
快適性の向上(スムーズな出入りやバリアフリー化)
門周辺のリフォームは、家全体の印象を大きく左右するため、デザインと機能性のバランスを考慮して計画することが重要です。
庭周辺のリフォーム

庭周辺のリフォームの特徴
庭周辺のリフォームは、住まいの快適性を向上させるだけでなく、美観や機能性、防犯性にも影響を与えます。
用途に合わせたレイアウトやデザインを選び、理想の空間を実現しましょう。
庭周辺のリフォーム箇所
ウッドデッキ・テラスの設置
リラックス空間の確保:屋外でくつろげるスペースを作る。
素材の選定:天然木・樹脂製などメンテナンス性を考慮。
屋根・パーゴラの設置:日よけや雨よけ対策も可能。
芝生・人工芝の導入
自然の風合い:天然芝はナチュラルな雰囲気を演出。
メンテナンス性:人工芝は手入れが不要で一年中美しい状態を維持。
庭のフェンス・目隠しの設置
プライバシー確保:隣家や道路からの視線を遮る。
防犯性向上:外からの侵入を防ぎ、安全性を高める。
素材の選択:木製・アルミ・樹脂製など用途に応じて選択。
庭の舗装・タイル張り
雑草対策:砂利敷き・タイル張りで雑草の管理が楽に。
歩きやすさ向上:アプローチや通路に敷石やインターロッキングを使用。
ガーデニング・植栽の整備
四季を楽しむ庭作り:季節ごとに咲く植物を配置。
メンテナンスのしやすさ:ローメンテナンスの植栽を選択。
シンボルツリーの設置:庭のアクセントとなる大きめの樹木を配置。
庭の照明設置
夜の演出:庭をライトアップして美しく見せる。
防犯対策:人感センサー付きライトで安全性向上。
門周辺のリフォーム費用の目安
内容 | 費用相場(目安) |
---|---|
ウッドデッキ・テラス設置 | 約20万~100万円 |
人工芝・芝生の施工 | 約10万~50万円 |
フェンス・目隠し設置 | 約10万~80万円 |
タイル張り・舗装工事 | 約10万~50万円 |
ガーデニング・植栽 | 約5万~30万円 |
庭の照明設置 | 約5万~20万円 |
※選ぶ素材やデザイン、施工内容によって費用は変動します。
門周辺のリフォームのメリット
快適なリラックス空間の確保(ウッドデッキ・テラスの設置)
メンテナンスの手間を軽減(人工芝やタイル舗装で雑草管理を楽に)
プライバシーと防犯性の向上(フェンス・照明設置)
美観の向上(四季折々の植栽やシンボルツリーで魅力的な庭に)
庭のリフォームは、ライフスタイルやメンテナンスのしやすさを考慮しながら、快適で美しい空間を作ることが大切です。
カースペースのリフォーム

カースペースのリフォームの特徴
カースペースのリフォームは、駐車のしやすさを向上させるだけでなく、家の外観や防犯性にも大きく影響します。
また、駐車スペースの拡張やカーポートの設置など、家族構成や生活スタイルによって必要面積や用途が変化しやすい場所でもあります。
カースペースのリフォーム箇所
カーポートの設置
雨や雪、紫外線対策:車を天候から守ることで、劣化を防ぐ。
素材の選定:アルミ製・スチール製・木製など耐久性に応じて選択。
デザイン性:住宅に合ったスタイリッシュなデザインを選ぶ。
駐車場の舗装工事
コンクリート舗装:耐久性が高く、雑草対策にも有効。
アスファルト舗装:コストを抑えつつ、施工が早い。
インターロッキング:デザイン性が高く、水はけも良い。
オープン外構 と クローズド外構
オープン外構:開放的で駐車しやすいが、プライバシー面に注意。
クローズド外構:ゲートやフェンスを設置し、防犯性を向上。
セミクローズド:適度な囲いを設け、開放感と防犯性を両立。
ゲート・シャッターの設置
オーバードア式:電動式で開閉がスムーズ。
跳ね上げ式:省スペースで使いやすい。
引き戸式:左右にスライドし、狭いスペースでも設置可能。
カースペースの広さとレイアウト
駐車しやすさ:車のサイズに合わせ、ゆとりあるスペースを確保。
複数台駐車:将来的なライフスタイルの変化も考慮。
自転車やバイクの置き場:併設スペースを作ることで利便性UP。
排水・水はけの対策
透水性舗装:雨水が地面に浸透しやすく、水たまりを防ぐ。
排水溝の設置:大雨時の水はけを考慮し、適切な勾配をつける。
カースペースのリフォーム費用の目安
内容 | 費用相場(目安) |
---|---|
カーポート設置(1台分) | 約15万~50万円 |
駐車場のコンクリート舗装 | 約10万~50万円 |
インターロッキング舗装 | 約20万~80万円 |
ゲート・シャッター設置 | 約30万~100万円 |
排水設備の施工 | 約5万~30万円 |
※選ぶ素材やデザイン、施工内容によって費用は変動します。
カースペースのリフォームのメリット
車の保護(カーポート設置で雨・紫外線・雪から守る)
駐車しやすさ向上(舗装やレイアウト変更で快適に)
防犯対策(ゲート・シャッターの設置で安全性を高める)
外観の向上(オープンorクローズド外構のバランスを考慮)
カースペースのリフォームは、車の安全性や使い勝手を考慮しながら、デザイン性と機能性を両立させることが重要です。
物置・ストックヤードのリフォーム

物置・ストックヤードのリフォームの特徴
物置やストックヤードは、屋外の収納スペースを確保し、生活の利便性を高めるために重要なエクステリア設備です。
古くなり劣化した物置には倒壊やケガのリスクもあります。
スペースを有効活用するために、新しい物置やストックヤードの設置をおすすめします。
物置・ストックヤードのリフォーム箇所
用途に応じたサイズの選定
小型(0.5~2㎡):ガーデニング用品や工具の収納向け。
中型(2~6㎡):自転車や季節用品の保管に適している。
大型(6㎡以上):タイヤ、キャンプ用品、DIY機材などを収納可能。
設置場所と基礎工事
地盤の強度:水平で安定した場所を選ぶ。
基礎工事の有無:コンクリート基礎を設置すると耐久性が向上。
周囲のスペース:開閉しやすく、風通しの良い配置が理想。
材質の選択
スチール製:耐久性があり、防犯性が高いが、結露しやすい。
アルミ製:軽量で錆びにくいが、強度はやや低め。
木製:デザイン性が高いが、メンテナンスが必要。
樹脂製:軽量で手入れが楽だが、強度はやや低い。
ストックヤード(屋根付き収納)の活用
雨風を防ぐ:屋根付きで収納物を保護。
DIYや作業スペースとして:ちょっとした作業場にも活用できる。
ゴミ置き場の目隠し:生活感を隠し、景観を整える。
防犯対策と換気の工夫
施錠の強化:南京錠や専用ロックを取り付ける。
窓や換気口の設置:結露や湿気対策に重要。
ソーラーライトや防犯カメラの併設:防犯性を向上。
物置・ストックヤードのリフォーム費用の目安
内容 | 費用相場(目安) |
---|---|
小型物置(0.5~2㎡) | 約2万~10万円 |
中型物置(2~6㎡) | 約5万~20万円 |
大型物置(6㎡以上) | 約10万~50万円 |
ストックヤード設置 | 約10万~30万円 |
コンクリート基礎工事 | 約3万~10万円 |
※選ぶメーカーや材料、施工内容によって費用は変動します。
物置・ストックヤードのリフォームのメリット
収納力UP(屋外収納が増え、家の中がスッキリ)
防犯対策(施錠設備で盗難リスクを軽減)
屋外作業の快適化(ストックヤードで雨風を防ぐ)
景観の向上(デザイン性のある物置を選べば、庭と調和)
物置やストックヤードを設置することで、屋外スペースを有効活用し、日常の利便性を高めることができます。
用途に合った選択をして、快適なエクステリア空間を作りましょう。