各種工事について
瓦屋根の工事内容
葺き替え工事
和瓦土葺き → 和瓦桟葺き


ポイント
旧来の土葺きから浅葺きへ変更するだけで、屋根の重量は約30%減!
屋根が軽くなると耐震性も高まり、釘やビスで桟木に固定するので風にも強くなります。
費用の目安
1㎡あたり ¥9,800~
※既存瓦の解体・処分費は含みません
重量比較
30%軽量化
和瓦 → 平板瓦


ポイント
すっきりとしたデザインが特徴的で、シンプルな美しさが人気の平板瓦。
その形状から雨が裏に回りやすいため、下地の施工品質も重要になります。
費用の目安
1㎡あたり ¥8,000~
※既存瓦の解体・処分費は含みません
重量比較
36%軽量化
和瓦(土葺き)
→ 横葺きGL鋼板


ポイント
土葺きの瓦から比べると格段に重量を削減できます。
耐震リフォームにも効果的で、自治体によっては耐震補助が受けられることもあります。
費用の目安
1㎡あたり ¥8,500~
※既存瓦の解体・処分費は含みません
重量比較
90%軽量化
漆喰(しっくい)工事
棟下三日月


ポイント
漆喰は城や蔵の壁材としても使われるほど防水性能の高い素材です。
さらに調湿機能にも優れ、不燃性が高いマルチな素材です。
費用の目安
1箇所あたり ¥500~
※はつりが必要な場合は別料金が発生することがあります。
鬼巻き漆喰


ポイント
棟と鬼瓦のすき間をカバーする鬼巻き漆喰は、雨風に直接さらされる場所です。
劣化すると、漆喰の剥がれや瓦のずれ、雨漏りなどを引き起こします。
費用の目安
1箇所あたり ¥3,000~
※はつりが必要な場合は別料金が発生することがあります。
その他の補修工事
棟葺き替え工事


ポイント
屋根の一番高い部分である棟は構造上どうしても崩れやすい部分です。
ずれや欠けなどを見つけたら専門家のチェックを受けましょう。
費用の目安
1㎡あたり ¥17,000~
棟押さえ番線取替え工事


ポイント
番線は瓦が連鎖的にずれてしまうのを防ぐ効果があり、土葺きの瓦に特に有効です。
劣化すると番線が折れることがあるため定期的なメンテナンスが必要です。
費用の目安
被服型番線
1㎡あたり ¥900~
ステンレス5mm径棒
1㎡あたり ¥1,500~
瓦屋根の工事工程
工事工程
和瓦(土葺き)
→ 和瓦(桟葺き)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦・葺き土・杉皮を撤去します

下地の施工
野地板・防水紙・桟木を設置します

瓦葺き
新しい瓦を設置します

南蛮漆喰
防水性に優れた南蛮漆喰を使用し、棟部分を仕上げます

番線の結束
棟瓦kを番線で結束し、固定します

施工完了
和瓦(土葺き)
→ 平板瓦(桟葺き)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦・葺き土・杉皮を撤去します

下地の施工
野地板を設置します

防水紙・桟木の施工
野地板の上に防水紙・桟木を設置します

瓦葺き
新しい瓦を設置します

漆喰の塗付
防水性能の高い南蛮漆喰を使い、棟を葺きます

水切りなどの設置
水切りを設置し、建物への水の侵入を防止します

施工完了
和瓦(土葺き)
→ 金属材(横暖ルーフ)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦・葺き土・杉皮を撤去します

下地の施工
コンパネを設置します

防水紙の敷設
防水紙のルーフィング材を貼り付けます


横暖ルーフ
横暖ルーフを設置します

棟・水切りの設置
棟・水切りを設置し雨水の侵入を防ぎます

施工完了
和瓦(土葺き)
→ 金属材(エバールーフ)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦・葺き土・杉皮を撤去します

下地の施工
コンパネを設置します

防水紙の施工
防水紙を敷設します

エバールーフの施工
エバールーフ・雪止めを設置します

施工完了
和瓦(土葺き)
→ 金属材(ATルーフ)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦・葺き土・杉皮を撤去します

下地の施工
コンパネを設置します

防水紙の施工
コンパネの上に防水紙を敷設します

ATルーフの施工
横葺きATルーフを設置します

施工完了
瓦葺き戻し工事(土葺き)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦を一時的に取り外し、葺き土・杉皮は撤去します

下地の施工
防水紙・桟木を設置します

土葺き
葺き土を設置します

瓦葺き戻し
外した瓦をふたたび設置します

施工完了
瓦葺き戻し工事(引掛桟葺き)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

瓦めくり
古い瓦を一時的に取り外し、葺き土・杉皮は撤去します

下地の施工
野地板・防水紙・桟木を設置します

瓦葺き戻し
取り外した瓦を桟木に釘で設置します

施工完了
瓦葺き戻し工事(袖瓦・万十瓦)
施工手順(袖瓦)

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

既設の袖瓦の取り外し
番線を外し、袖瓦を一時的に取り外します

トンボの取付
袖瓦を固定するために、トンボ(針金と釘)を設置します

施工完了
施工手順(万十瓦)

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

既設の番線の撤去
錆びた番線を撤去します

万十瓦のビス止め
番線を止めるために使用していた既設の穴にビスを打ち、万十瓦を固定します

施工完了
雪止めアングル設置(和瓦)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

ビス止め
垂木にビスを打ち込みます

針金巻き
打ち込んだビスに針金を巻きつけます

アングル設置
ビスに巻き付けた針金でアングルを固定します

施工完了
漆喰工事・瓦ラバー止め工事
施工手順(三日月漆喰)

三日月漆喰の撤去
劣化した古い三日月漆喰をはつり、撤去します

漆喰の練り込み
漆喰を練りこみます

漆喰塗り
漆喰を三日月に塗っていきます、薄いと割れやすく厚いと逆流が起こるため注意が必要です

施工完了
施工手順(鬼巻き漆喰)

鬼巻き漆喰
鬼瓦の漆喰も同様に撤去し新しい漆喰を塗ります

施工完了
施工手順(瓦ラバー止め)

コーキングの充填
瓦のずれを直しながら、コーキングで瓦を固定します

施工完了
棟葺き戻し工事(和瓦)
施工手順

施工前
工事前に屋根の状況調査を実施

棟の取り外し
一時的に棟を取り外し、漆喰・葺き土を撤去します

南蛮漆喰の施工
防水性の高い南蛮漆喰を塗付します

棟瓦の葺き戻し
外した棟瓦をふたたび設置し、番線で固定します

施工完了
棟葺き戻し工事(平板瓦)
施工手順

施工前
棟の土が流出しています

棟瓦の取り外し
一時的に棟の瓦を取り外し、漆喰・葺き土を撤去します

南蛮漆喰の施工
防水性の高い南蛮漆喰を塗付します

棟瓦の葺き戻し
外した棟瓦をふたたび設置し、ビスで固定します

施工完了
工事選択
-
和瓦(土葺き) → 和瓦(桟葺き)
葺き替え工事 -
和瓦(土葺き)→ 平板瓦(桟葺き)
葺き替え工事 -
瓦 → 金属材(横暖ルーフ)
葺き替え工事 -
瓦 → 金属材(エバールーフ)
葺き替え工事 -
瓦 → 金属材(ATルーフ)
葺き替え工事 -
瓦葺き戻し工事
(土葺き) -
瓦葺き戻し工事
(引掛桟葺き) -
瓦葺き戻し工事
(袖瓦・万十瓦) -
雪止めアングル設置
(和瓦) -
漆喰工事
瓦ラバー止め工事 -
棟葺き戻し工事
(和瓦) -
棟葺き戻し工事
(平板瓦)